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2019.10.25

ワールドがバッグシェアサービス「ラクサス」を子会社化、100億円規模の成長資金を支援


(左から)ワールド 上山健二代表取締役社長執行役員、ラクサス・テクノロジーズ 児玉昇司代表取締役社長
Image by: FASHIONSNAP.COM
 
 

 ワールドが、日本最大のバッグシェアサービス「ラクサス(Laxus)」を運営するラクサス・テクノロジーズ(以下、ラクサス)の株式62.5%を約43億4,200万円で取得し、子会社化すると発表した。株式取得日は11月6日を予定している。

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 ワールドでは「ファッション産業のあらゆるロスを極小化し、顧客に最大限の価値提供を行う」を経営ヴィジョンに掲げ、シェアード・リユース市場の開拓を推進。今回の子会社化を新たなエコシステム構築の中核事業と位置付け、ファッション産業の活性化や産業ロスの低減、消費者への新たな価値提供を目指すという。

 株式取得に際し、ワールドグループはラクサスに対して様々なリソースやノウハウを提供。ワールドが有する約600万人の稼動会員数の顧客データやトラフィックを活用し、ワールドの全国の店舗網でサービスの告知やレンタルカウンターの設置、バッグに合う服の提案、オフプライス業態との連動などを行うことにより、ラクサスの会員数拡大を促す。また、ワールドグループのリユース事業では、ラクサスが有するフルフィルメント機能の知見を掛け合わせることで、真贋判定やリペア人材の育成といった領域において高度な事業基盤の構築を図るという。このほか、100億円規模の成長資金面の支援を通じて、ラクサスの利益成長を実現させる。

 なお、ラクサス・テクノロジーズは創業者の児玉昇司氏が引き続き代表取締役社長を務めるほか、子会社化に伴う拠点やサービス名称の変更は無いという。10月25日の今日行われた記者会見に登壇した児玉社長は「私たちはスタートアップなので、世界を変えようと思ってやっている。今後成長はできると思うが、将来的に世界へ出ようとした時にどうしても人的支援が必要となる。マーケッターやデザイナー、海外の経験がある方など、全方面でワールドさんに支援して頂きながら、世界と勝負していきたい」と話し、ニューヨークをはじめとする海外進出に意欲的な姿勢を見せた。100億円の成長資金についてはバッグの仕入れなどに活用していく予定で、年間目標売上高は3年後に80億円、5年後には150億円の到達を掲げる。

 

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