NEWS

2019.02.24

矢内原充志が新作個展でアパレル作品100点超を公開、”日本の3大ドヤ街”寿町での活動も紹介

 デザイナーの矢内原充志が、個展「矢内原充志展 MITSUSHI YANAIHARA 2019 EXHIBITION」をBankART SILKで開催する。入場無料で、会期は2月27日から3月9日まで。

 矢内原は1975年愛媛県今治市出身。桑沢デザイン研究所を卒業後、1997年から2011年にかけて国際的に活躍するパフォーミングアートグループ「ニブロール」でアートディレクター兼衣装を担当して活動する傍ら、2002年から2009年まで「Nibroll about Street」名義で東京コレクションに参加した。東日本大震災を機に表現活動を見直し、2011年からリアルクローズのメンズブランド「ミツシヤナイハラ(MITSUSHI YANAIHARA)」を始動。2012年には「2012 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」のプロ部門に選出された。現在は横浜を拠点に、国内で様々な企業や地域のデザインコンサルティングやブランディングを行っているほか、企画デザイン会社スタジオニブロールCEOや桑沢デザイン研究所非常勤講師を務めている。

 今回の個展では、"日本の3大ドヤ街"のひとつである神奈川県横浜市中区にある寿町を舞台に人々との対話の中でマッチした服を自作しポートレイトに収めるアートワーク「コトブキインサイドプロジェクト(KOTOBUKI INSIDE YOKOHAMA)」にまつわる展示を中心に、愛媛県縫製品工業組合と取り組んでいる「FACTORY LINE」の商品、「医療×ファッション」をテーマに横浜市立大学コミュニケーション・デザイン・センターと共同開発した商品に加え、新作のプレタポルテと活動アーカイブなどを公開する。アパレル作品は100点超が並ぶ予定だ。

■MITSUSHI YANAIHARA 2019
会期:2019年2月27日(水)~3月9日(土)
時間:11:00~19:00
会場:BankART SILK
住所:横浜市中区山下町1 シルクセンター1階

メールマガジン登録